# ネタバレがあるかもしれません
やーおもしろかった。ブルーレイで見た。映画見るときって必ずどんな作品でも眠くなる時間があるけど、全く無かった。京アニは映像自体にもやっぱり引き込まれる。
アニメ版はとても好きな作品だった。でもそれは日常アニメとしてのたまこまーけっとが好きなのであって、「たまこラブストーリー」いうタイトルを聞いた時は、「たまこに恋愛はいらねえ!」ってずっと避けてた。周りは絶賛してたのだけれど。
ずっと変わらないと思ってた日常もいつか変化が訪れる。周りが少しずつ変化をしていく中でたまこにも突如として大きな変化が訪れる。もち蔵に告白された時のたまこの気持ちを「かたじけねぇ!」の一言で表現したところはとても印象的。たまこはその変化を受け入れられず悩む。でも今の当たり前の日常も、たくさんの変化の末であることに気づいてたまこも変化を受け入れるようになっていく。どうしたらいいのかではなくて、まず受け入れることが大事だと。この辺、物語の最初は糸電話、バトンが受け取れずに落ちていく描写があるが、最後には受け取れるようになるところがキャラクタの成長に合わせて描かれているのがかなり秀逸。
ちなみに一推しキャラは常磐みどりで、自身の心情をまったく言葉に表さないのにそぶりや行動で表にだすところがとても良かった。
私も今年はたくさんの変化があると思うので、この作品を見てとても前向きな気持ちになれた。変化を受け入れて行きたい。
たまこラブストーリー公式サイト
http://tamakolovestory.com/